おととい被災地の釜石地区まで救援物資を持って
2回目の遠征をしてきました。

1回目の物資輸送後ガソリンがなくて行けなくて困っていたところ、店の常連で秋田で空手を教えている伊藤さんからガソリンが届き一緒に被災地に行く事が出来ました。
この話は前日に伊藤さんが経営している「フォレストワーク」から、うちの林業で使う燃料をまずは被災地で使ってほしいとの連絡があって実現したものです。

さっそく朝からうちのスタッフがおにぎりとゆで卵を作り、被災地に届けるために何日もかけて集めた物資を山ほどクルマに詰め込みました。

これだけ集めてもどこまで救えるかわかりませんが、とにかく支援物資の届きにくい避難所に直接とどけよう!って事で出発しました。

秋田「フォレストワーク」の伊藤さんです。
こんな時に連日朝早くから店にきて手伝ってくれるスタッフにも、
秋田からガソリンなどもって朝一番でかけつけた伊藤さんにも感謝です。
スタッフ村松もスタッフSEIもふだんボケボケで変な奴らなんだけどね…
いざ釜石の被災現場に足を踏み入れると、テレビや新聞では伝わらない生々しい状態。やっぱりくやしい気持でいっぱいいっぱいでした。他の沿岸にも届けたかったですが、土地勘が分からないと逆に迷惑・危険なので地元にしました。

伊藤さんと相談して、自衛隊や自治体の援助の手が届きにくい避難所に物資を届けようと、物資輸送トラックも通れない軽自動車でもせまい、橋のある旧釜石商業高校まで瓦礫の中の道を…

けっこう小高い所まですっかり津波がきてて、川の中も瓦礫だらけ。
避難所や被災者の前でカメラや携帯を手に取ること…出来ませんでした。ここに掲載している写真は現状を伝えるために撮らせていただきました。
避難所では灯油・ガソリン・ストーブ・カセットコンロ・ガス・電池・懐中電灯・ライト・パンツ・ズボン・女性用品・粉ミルク・オムツ・使い捨て手袋・米・お菓子・栄養菓子・調味料・食料をある被災所に届ける事ができましたが
やはり避難所は交通の便のいい所と悪い所では物資の供給にも差があります。
夜中の暖房用に灯油を残すために節約してストーブを消し
物資が届くまでの今いまを生きるのに必死。
おにぎりを手に取った時の「あったけ〜おにぎりだぁ〜」「卵だぁぁ〜」って、お菓子を受け取った子供たちの顔、本当に胸が熱くなりました。
少しの間でしたが、いろんな話をしてきてくれたり
涙の中にも笑顔もありました。
明日にはもっと沢山の地域に物資が届く事
それと電波も電気もない所に一刻もはやく情報を …願います…


今回の震災は1カ月2ヶ月で立ち直れるような事ではありませんが
私自身もサンブリッヂも、今後最低10年は震災救援を続けていきたいと思います。
店もなにがなんでも

あとでブログでも紹介しますが、義援金の受付も始めましたので、
皆様のご協力 宜しくおねがいいたします。
サンブリッヂは明日より10時〜20時で営業します。